自由に稼げるITフリーランスになる方法

年収300万以下で残業平均月50時間以上の元社畜プログラマーがフリーランスに転身。フリーランスに転身後は社員時代の2倍以上の年収を稼げるようになった。実際に自身が体験したリアル体験談を元に自由で稼げるITエンジニアフリーランスになれるよう役立つ情報を配信。

フリーランスになりたい

f:id:n120ao:20191013153745j:plainフリーランスに対してどういうイメージを持っていますか?

「フリーランスになる人は数十年以上の実務経験があり、ITスキルだけでなくビジネススキルが高い、一部の限られた人間である」

「自由であるけれど、仕事の獲得はコネがないと難しく、安定的に収入を稼ぐことが難しい」

自由で独立しているかっこいいイメージがある一方で、フリーランスになるのはハードルが高く、かつ安定的に収入を得るのは厳しいと思い込んでいました。

しかし数年前に人間関係や会社の規則など、会社員で働くことが嫌になり、独立に向けて情報収拾を始め、実際にフリーランスの世界に飛び込んでみたら、全て思い込みだったことに気付きました。

育ててくれた会社に感謝する気持ちや会社員でしか得られないことを体験できましたが、フリーランスになってから自由度や時間、お金などの状況が格段と良くなり、早くフリーランスになっておけば良かったという気持ちを感じました。

かつての自分のように思い込みでチャンスを無駄にしている人がいたら勿体無いと思うので、実際僕が体験しているフリーランスの現実とどうやっったらなれるかをご紹介したいと思います。

フリーランスの実情

まずは思い込みを無くし、フリーランスの実情を知ること、またフリーランスになるとどういったメリット・デメリットがあるのかを把握することが大事だと思います。

僕もフリーランスになる前に、実際にフリーランスをやっている人の話を聞きにいって情報収拾を行い、不安を解消しました。

実際に現役でフリーランスをやっている方に実情を教えてもらうことで、単純に今まで現実を知らなかっただけで無駄に恐れや不安を抱いていただけということに気付く事が出来ました。

フリーランスは自由?

フリーランスといったら、まず第一に思い浮かべることは「自由」だと思います。

自由かどうかは仕事の獲得の仕方や契約の種類によって変わってくるので、一概に自由とは言えませんが、僕の場合は会社員の時に比べて自由度が格段に増しました。

多分自由と言って思い浮かべる働き方は、好きな場所で好きな時間に働けるようなリモートワークの働き方だと思います。

リモートワークとは、会社に出社することなく自宅やカフェなど好きな場所で働ける仕事のこと

しかしリモートワークのような働き方は、かつて勤めていた会社や知人から仕事を貰える方以外厳しく、通常の常駐案件に比べてハードルが高い案件となっています。

常駐案件とは、常駐元のオフィスに出社して働く案件のこと

というのはセキュリティの観点や、コミュニケーションが取りやすい常駐を望む企業が多いので、そもそもリモートワークの案件自体が少ないのが理由です。

それだとフリーランスは全然自由じゃないじゃないかと憤慨する方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。いきなりリモートワークは難しいという話はしましたが、数は少ないけれど中にはリモートワークOKの会社もありますし、業務に慣れたらリモートワークOKという会社もあります。

僕みたいに複数案件を掛け持ちしたり、自分のプロダクト開発やブログに集中するために理由で週3のみ働くといったように仕事の調整もすることが出来ます。リモートワークに限らず、稼働時間や仕事の内容など自分の判断で決定することが出来ます。

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収入は不安定?

フリーランスは収入が不安定なイメージがある方も多いのではと思いますが、必ずしもそんなことはありません。

後述しますが、仕事の獲得の仕方や契約の種類によって、収入が不安定かどうか決まります。個人でアプリやサービス開発を行う場合、ヒットしなければ収入が全く入らないことは分かるかと思いますが、受託開発や業務委託を受けて仕事をする場合、契約の種類は請負契約と準委任契約の二種類があります。

請負契約とは、仕事完成型の契約形態で、仕事が完成するまで報酬が支払われない。早めに仕事が終われば時給も高くなるが、完成までに長引くと時給が低くなる性質があり、準委任契約に比べリスクが高い

準委任契約はSES契約とも呼ばれ、給与のように契約時に取りけめた報酬額を月々貰える契約

ここでは契約の違いは詳細に説明しませんが、自分の代わりに営業してくれるエージェントを利用して、収入が毎月安定的に入ってくる準委任契約の仕事を獲得出来れば収入は安定します。

またよっぽどのことがない限り、契約を向こうから切られることはないので、会社員の給与みたいに契約時に取り決めた報酬額を受け取ることが出来ます。

実際にどれくらい稼げるのか分からないと、不安に思う方もいると思います。

ぶっちゃけるとフリーランスになってから年収が2倍以上になり、会社員の時より安定的に稼ぐことが出来ています。

僕がフリーランス一年目と二年目の年収額をまとめた記事がありますので、参考までに見てみてください。

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休みはない?

フリーランスになると会社員と違って有給がなくなります。それを聞くと会社員の時より休みがなくなると思う方もいるかもしれませんが、その人次第で会社員時代より休みを増やすことが出来ます。

SES事業をやっている会社に勤めている方なら分かるかもしれませんが、準委任契約で仕事を獲得した場合、精算幅と呼ばれる月々の労働時間幅が定められています。仮に精算幅が140~180hで契約単価が50万円の場合、140~180hの幅で稼働すれば毎月50万円貰えます。極端な話、下限の140hでも50万報酬を得ることが出来ます。

リリース前で忙しい時期などは厳しいと思いますが、この時間内に稼働を収めることができ、サービスやシステムが安定している時期であれば、お休みを貰うことができます。

会社員の場合は有給休暇日数が決まっていますが、フリーランスは特に上限はなく、 会社員と違って上司や同僚の目を気にすることなく、休むことが出来ます。

僕も会社員の時は、有給休暇を全く消化出来ませんでしたが、フリーランスになってからは契約の生産幅の時間を守りつつ、年に10日前後のお休みを頂いています。

もちろん、これはその人次第なので、逆に休まずに自身のスキルアップのために稼働することも可能です!

フリーランスになることでマイナス面は?

自由な働き方ができ、年収も上がり、稼働も会社員の時より減り、フリーランスのメリットばかりを紹介しましたが、フリーランスにもマイナスなことはあります。

それは会社員より支払う税金が高く、将来貰える年金も少なく、そして退職金がありません。

しかしこれは、ちゃんと節税対策をし、老後資金を蓄える制度を活用し、自分で対策すれば問題ないです。年収も倍上がるので、その分を老後資金に回せる資金が生まれるからです。

逆にフリーランスになっても年収が倍に上がらいようでしたら、フリーランスになることを考え直した方がいいかもしれません。僕はやりがいや自由だけでなく、老後のことまで考えてなるべきだと考えているからです。

先日老後2000万円問題が取り上げられていましたが、あれはフリーランス無視の会社員を基にした試算です。問題なのはそういった事実を知らずにフリーランスになってしまうことが危険だと思います。年収が倍上がることばかりクローズアップされている気がするので、まずはメリット・デメリットを知った上で選択するべきだと思います。

まずはフリーランスになったら、どれくらいの税金や保険料を支払い、将来までにいくら貯金すべきなのかをご自身でシュミレーションしてみることをお勧めします。 

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フリーランスになるために

手続き的なところで言えば、開業届けを出せばフリーランスになれますが、年収も上がり、安定的で自由度が高い働き方が出来るフリーランスになるためにどうすれば良いか。

フリーランスに必要なスキル

フリーランスになる前の自分はとても考えられなかったのですが、フリーランスになるのに高いスキルは特になりません。必要なのは、IT業界での数年程度の実務経験と最低限の社会人マナーがあれば、他は必要ありません。

どうやって仕事を獲得する?

大体初めに疑問に思うことがどうやって仕事を獲得するの?ってことだと思いますが、ご安心ください。自分の代わりに営業して仕事をとって来てくれるのがエージェントを利用しましょう。

以前勤めていた会社や知人から仕事を貰う以外、いきなり実績も信頼もない個人が営業して仕事を獲得するのはハードルが高いですし、リスクも高いです。

個人で信頼や実績を積み、慣れてからそういった動きを取るのはいいかもしれませんが、最初のうちはその道のプロに任せてしまった方がいいです。

エージェントに登録しよう

まずフリーランスになるには、エージェントに登録しましょう。エージェントを利用するメリットは、仕事獲得以外に請求書作成や単価交渉など様々な面でエンジニアをサポートしてくれるので、自身は専門業務に集中し、安定的に稼ぐことが出来るのがメリットです。

デメリットとして、マージンを取られてしまうことが挙げられますが、サービスの質や条件の良いエージェントをしっかり選ぶことが出来れば、メリットの方が遥かに上回わります。

僕が実際に話を聞いたり、利用してみて良かったと思うエージェントをご紹介します。

個別相談会に参加することで、フリーランスについての知識深め、疑問点を解消することが出来ます。また職務経歴書や保有スキルから、現時点でフリーランスになった場合の単価を判断して貰うことが出来ます。

無理にフリーランスに勧められることもありませんし、個別相談会は無料なので、まずは気軽に話を聞いてみようくらいの感覚で申し込みしてみると良いと思います。

ギークスジョブ(geechs job)

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ギークスジョブは15年以上、ITフリーランスを支援してきた実績があり、スタッフの方が熱心でかつ、とても丁寧な方が多い印象です。以前週3案件を探していた時に、他のエージェントでは断られてしまったのですが、ギークスジョブでは前向きにサポートしていただき、最終的に週3案件を獲得することが出来ました。 

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レバテックフリーランス

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高い知名度とフリーランスエンジニアの利用者数が業界一のレバテックフリーランスは、案件の種類が豊富で高単価報酬の案件が多いです。以前担当者の方とお会いして、現在の自分のスキルだと幾らの単価案件を獲得出来そうか話を伺った時に、今より数万高い単価を見込んで頂きました。高単価の案件を獲得したい方は登録しておきたいエージェントになります。

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PE-BANK

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PE-BANKは知名度はそこまで高くありませんが、20年ITフリーランスを支援した実績がある古株エージェントになります。長年支援してきた実績があるので、フォロー体制が親切で信頼出来ることはもちろん、何よりマージン率が明快なのが特徴です。

大体どこのエージェントもマージン率は公開しておらず、大体少なくとも15%以上、酷いところだと30%近くとるエージェントもあります。

PE-BANKはマージン率を公開しており、稼働月数によってマージン率が変わってきます。最初は12%で始まり、1年以上稼働すれば10%になり、2年目から8%というのシステムになっています。

ここまで低マージンで明瞭に公開しているエージェントは他にそうありません。イマイチ他のエージェントを信用できない方は是非登録して頂きたいエージェントになります。

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PE-BANKに登録

3つのエージェントをご紹介しましたが、どのエージェントも大手で長年の信頼と実績がある是非登録してもらいたいエージェントになります。

各エージェントで保有している案件や単価が異なる場合や相性もあると思いますので、複数エージェントを登録することをお勧めします!

まとめ

エージェントの個別相談会に申し込んだ後、フリーランスになる意志が固まったら、エージェントの方からいつまでに仕事を辞め、いつからフリーランスとして仕事を始めるかの具体的な話に移っていき、気付いたら念願の憧れだったフリーランスになっています。

フリーランスは高いスキルが要求され、安定的に稼げるわけでなく、自分にとっては難しい。フリーランスに興味があるけど、そう思っていて中々行動に移せていない人は、まずはエージェントに登録して話を聞くだけでもしてみてください。そうすることで自分の考えは間違えだったということに気付けると思います。