自由に稼げるITフリーランスになる方法

年収300万以下で残業平均月50時間以上の元社畜プログラマーがフリーランスに転身。フリーランスに転身後は社員時代の2倍以上の年収を稼げるようになった。実際に自身が体験したリアル体験談を元に自由で稼げるITエンジニアフリーランスになれるよう役立つ情報を配信。

週5客先常駐しているITフリーランスエンジニアにお勧めな働き方とは?

f:id:n120ao:20190325180306j:plainエージェントを通す場合はフリーランスなりたてでコネがない方や、営業や契約書作成の仕方が分からない人でも、希望や条件に合う仕事を紹介してもらえたり、色々とサポートをしてもらうことが出来ます。

仕事の獲得さや平均的な報酬が高く安定して稼ぐことができるため、フリーランスなりたての方や安定して稼ぎたい方にエージェントを利用することをおすすめしました。

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安定して稼げる理由でもあるのですが、ほとんどのエージェントは主に週5客先常駐の仕事がメインになります。

つまりエージェントを通して仕事を探す場合、会社員と変わらない働き方になってしまうことが殆どです

毎日決まった時刻に客先の会社に出社して働くことになり、一般的なフリーランスのイメージとはかけ離れています。僕もフリーランスになった最初の1年目は週5客先常駐の仕事でしたので、毎日会社に出社し働いていました。

元々持っていたフリーランスのイメージである複数仕事を掛け持ちしたり、好きな場所や好きな時間にリモートワークする働き方がしたいと思い、現在は週3客先常駐で働きながら、残り2日はリモートワークで違う仕事をしています。フリーランスになったことで会社員時代は無理だった自由で柔軟な働き方を実現しています。

現在週5客先常駐で働いているフリーランスエンジニアの方にお勧めしたい働き方は客先常駐+リモートワークです。

ほとんどのエージェントが客先常駐の仕事をメインとしているため、フリーランスといえど客先常駐で働いている方も多いと思います。今回少し柔軟な働き方が増える「客先常駐+リモートワーク」のメリットやデメリット含めて紹介したいと思います。

また現在正社員でフリーランスに興味ある方にもフリーランスの方が自由で柔軟な働き方が出来ることをお伝えできればと思います!

客先常駐+リモートワークという働き方

先に述べたように現在僕は2つの仕事を掛け持ちして働いています。

1つは「週3客先常駐」、もう1つは「週2リモートワーク」で仕事をしています。以前週5で会社に常駐していた時より、リモートワーク作業日が出来たことによって自由で柔軟な働き方が出来ていると実感しています。

会社員の方でも平日は会社で働いて、土日に副業すれば仕事を掛け持ちしたりリモートワークが出来ると思いますが、週5日は会社に拘束されることから時間的拘束や稼働が高くなってしまうといった理由から厳しい場合があると思います。

フリーランスは週5日の仕事スケジュールを自分の裁量で決めることができるため、稼働を調整しながら自由で柔軟な働き方が出来ることが大きな違いです!仮に現在週5客先常駐で働いているフリーランスの場合でも、大体1~3ヵ月ごとの契約更新が多いので更新のタイミングで契約解消してそういった働き方に直ぐに切り替えること出来ます。会社員だとそうはいきません。

自分は「客先常駐3日+リモートワーク2日」の組み合わせですが、「客先常駐4日+リモートワーク1日」の組み合わせでもいいと思います。

ほとんどのエージェントは客先常駐の仕事をメインとしているため、リモートワークは仕事がなかったり数が少ないですが、リモートワークを強みとしているエージェントを利用すれば獲得することが出来ます。

後ほどリモートワークの仕事獲得方法はご紹介します。

客先常駐+リモートワークのメリット 

①自由で柔軟な働き方が増える

週5日毎日会社に出社する場合より、自由で柔軟な働き方が出来ています。客先常駐の仕事は会社に出社しないといけないですが、リモートワークの仕事は場所は特に決まっていませんし、自宅やカフェ、自分の好きな場所で働くことが出来ます。

作業時間に関しても自分の場合は特に決まっていませんので、自由な時間に作業することが出来ています。しかし企業によって作業のコア時間は決まっている場合もあるかもしれません。

②広い視点で学べることが増える

週5毎日同じ仕事に関わるより、広い視点で学べることが増えました。

言語やツール、その他技術以外にも仕事の進め方など現場によって様々です。

仕事が1つの場合は100%集中して費やせる時間が多いので、その仕事内で色々な作業が出来るかと思うのですが、仕事を掛け持ちした場合はもっと広い視点で色々な作業が出来るようになります。そもそも「言語やフレームワークが違う」とか「デプロイ方法が違う」とか、より幅広く学べることが利点だと思います。

また1つの仕事の時に比べて、アウトプットの考えや姿勢が身についたと実感しています。「このデプロイ方法をもう1つの方の仕事に導入できないかな」「指摘やレビューもらったプログラムの書き方をもう1つの仕事でプログラム書く時にも気を付けよう」など学んだことを他でもアウトプット出来るかどうかを考えられるようになりました。

③リスクを分散することが出来る

当たり前のことかもしれませんが、複数仕事を掛け持ちしていればリスクを分散することができます。片方が急に仕事が終わっても、もう一方は残っています。

客先常駐の仕事では中々ないケースですが、知り合いで急に仕事が終わってしまう人もいました。丁度企業やエージェントの対応が遅くなってしまう年末の時期で次の仕事が見つからないと困ると言っていました。

次の仕事を獲得するまでにそれまで時間が掛かりますし、エージェントによりますが支払いサイトが30日~50日が一般的ですので、入金までに時間がかかる場合があるかもしれません。その間もう1つの仕事から安定して収入があれば安心することが出来ます。

支払いサイトとは?
支払いサイトとは締め日から入金されるまでの支払い期間のことを言います。例えば月末締め支払いサイト30日の場合、4月働いた報酬は5月30日に振り込まれます。

④客先常駐とリモートワークのバランスがちょうどいい

毎日客先に出社するのも疲れますし、逆に完全にリモートワークの場合もデメリットがあります。リモートワーク の場合、基本文章でやりとりする事がメインになるため、認識齟齬が発生しないように気をつけながらコミュニケーションする必要があります。

対面ならすぐに確認できるのにともどかしく思うことも多々あります。ここは人の好みによって分かれるところだと思います。中には毎日リモートワークがいいと言う方もいるかもしれませんが、自分は客先常駐とリモートワークの組み合わせが働きやすいです。

客先常駐+リモートワークのデメリット

①リモートワークの単価が低い

その人のスキルや雇う企業によって波はあると思いますが、リモートワークの方が全体的に単価が低い印象です。リモートワークを導入している会社がベンチャー企業の方が多く、全体的に中小・大企業と比べると単価が低いことやコミュニケーションコストがかかることが理由だと思います。

自分の単価の場合ですが、客先常駐の方は現在時給換算すると約4,000円になりますが、リモートワークの方は2,000円になります。約2倍も変わります。

②集中度合や作業スピードが落ちる

仕事が1つの場合は週5日それだけに100%集中出来るので作業が捗りますが、仕事を掛け持ちしている場合はそうはいきません。

前回の作業から期間が空いてしまうと、タスクを思い出すところから始め、また休んでしまっている間も他の人は仕事を進めているので情報をキャッチアップして追いつかないといけません。作業始める前に必ず情報のキャッチアップする時間が取られ、作業スピードは落ちます。

客先常駐+リモートワークで働くために

続いて客先常駐+リモートワークの仕事を獲得するために行ったことです。

客先常駐3日or4日の仕事を獲得する

客先常駐3日or4日の仕事を獲得するのは週5案件と比べて案件数自体少なく、獲得するのに少し時間や手間がかかります。客先常駐2日となってしまうと仕事自体が本当にないので、少なくとも週3日は必要です!

週2、3案件保有を強みとしているエージェントもそこまで案件数自体少なく、数年程度の実務経験だと紹介出来ないとはっきり言われてしまいました。。

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しかし週3、4案件自体なくはないですし、自分のように時間を掛ければ獲得は出来ます !実体験の肌感覚として週5案件は1週間以内に獲得できますが、週3or週4案件は2週間~1ヶ月ほどかかるイメージです。その人のスキルやタイミングにもよりますが、約3~4倍ほどの手間と時間がかかります。

自分はgeechs jobで週3案件を見つける事が出来ました! 

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現在もし週5案件で客先常駐で働いている方は稼働日数を3日に減らせないかを相談するのもいいかもしれません。

企業側も新たに人を採用する場合、採用コストや時間もかかりますし、新しく採用したとしても仕様把握や業務の進め方などの学習コストがかかるので、前向きに考えてくれると思います!

リモートワークの仕事を獲得する

週1、2日のリモートワークを探す場合、当ブログで紹介してきたレバテックフリーランスやgeechs jobの仕事は客先常駐がメインなので、リモートワークをほとんどありません。

リモートワークの仕事を探す場合は、会社員向けの副業サービスを展開しているエージェントを利用すると良いです。会社員の副業をターゲットにしているため、土日にリモートワークで稼働日数が少なくても手伝ってもらいたい企業が登録しています。なのでリモートワーク で週1日や2日といった仕事を探すことも可能です。

ITエンジニア向けにリモートワークの仕事を紹介しているサービスはコデアルやReWorkerなど様々なサービスがありますが、個人的におすすめしているのがシューマツワーカーになります。

www.codeal.work

www.reworker.jp

上記の中で簡単に仕事を獲得できたのがシューマツワーカでした。他の媒体はそもそも数自体が少なく自分から応募して仕事を探さないといけないです。応募しても必ず企業から連絡来るとは限らず探すまでに時間が掛かってしまいます。

一方シューマツワーカーはコンシェルジュと呼ばれる担当者が付き、こちらと企業側の間に立ち、要望を聞いて企業を紹介してくれたり、色々と調整をしてくれます!なので短期間内にスピーディーに獲得出来るのがおすすめです!

shuuumatu-worker.jp

まとめ

自分も以前週5客先常駐で働いており、もっとリモートワークを組み合わせながら自由で柔軟な働き方をしたいと思っていました!現在週5客先常駐で働いているITフリーランスエンジニアの方で同様にそう思っている方がいましたら、参考にして頂ければ嬉しいです!

おすすめな働き方は「客先常駐+リモートワーク」
  1. 好きな場所や時間帯で作業出来るリモートワークが加わることで自由で柔軟な働き方が出来る(メリット)
  2. 仕事を複数掛け持ちすることになり、広い視点で学べることが増える(メリット)
  3. リモートワークもコミュニケーションの点でデメリットはるので、客先常駐+リモートワークは丁度いい働き方(メリット)
  4. リモートワークの単価は全体的に低め(デメリット)
  5. 仕事を複数掛け持ちする場合、期間が空いてしまったり1つの仕事に裂ける時間が減ってしまうので、集中度合や作業スピードが落ちる(デメリット)