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開発系ITフリーランスエンジニアの職務経歴書・スキルシートの書き方

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フリーランスになり、中には人脈や以前の会社からお仕事を貰う方もいますが、ほとんどの方は最初に自力で案件獲得は難しいのでエージェントを通してお仕事を探すと思います。
エージェントについてご存知ない方は先に以下記事をお読みください。

www.nomad-freelance.life

エージェントを通して案件を獲得しようとした際に必ず必要な書類。それが職務経歴書・スキルシートになります。例外なくどのエージェントを利用しても必ず提出を求められます。
 
実際に使用した自分の職務経歴書・スキルシートを元に書き方やポイントをご紹介したいと思います!

職務経歴書・スキルシートとは?

冒頭でも書きましたが、エージェントを通して案件を獲得するのに必ず必要な書類です。その人の身元やエンジニアとしての能力、実績を示すものになります。

 

エージェントが営業をかける際に職務経歴書・スキルシートを企業に送り、ITフリーランスエンジニアを売り込みます。企業側は受け取った職務経歴書・スキルシートを判断材料にし、採用しても問題ないか第1ジャッジをします。

 

最初の書類選考が通らないと商談面接にも進めず案件を獲得出来ません。
なるべく商談面談に進む回数を増やし、案件獲得率を高めるためにとても重要な書類になります。

職務経歴書・スキルシート作成ステップ

ステップ①:経歴書・スキルシートを選ぶ

フォーマット指定するエージェントは少ないです。なのでご自分のお好きなフォーマットで記載しても問題ありません。ただどのフォーマットを使用すれば良いか迷う方はレバテックフリーランス の職務経歴書・スキルシートをおすすめします!例やポイントも書かれており、流れに沿って記入することが出来ます。

freelance.levtech.jp

ステップ②:今まで経験した案件をすべて書き出す

まず今まで経験した案件をすべて書き出します。

書き出した案件ごとに「担当業務」や、「使用した言語や技術」、「習得スキル」を面倒臭がらずに事細かに洗い出します。

ここで意外に重要なのが面倒臭がらずに洗い出すことが大事です!笑

自分では書かなくていい情報と思っていた事も話のネタになったり、思わぬところで企業側の高評価につながる可能性もあります。またしっかり洗い出して事細かに丁寧に記載することで、丁寧に仕事をする人という印象を与える事も出来ます!

開発業務以外にもリーダー経験やお客さんとの折衝、後輩の育成などアピールになりそうなことはまとめておきましょう!


当たり前ですが、記載する時のポイントとして「自分をいかに売り込むか」という視点で書くのが重要になります。

 

企業側は新卒エンジニアではなく即戦力になる人材を求めています。フリーランス社員と違って教育して貰う機会はないので、受け身のスタンスはダメです。

自分がどういったスキルを保有していて、どういったことに貢献でるか?という視点でアピール出来るかが重要になります。またその事実を裏付ける定量的な実績があればなお良いです。

職務経歴書・スキルシートを書く際に意識するポイント
  1. 面倒臭がらずに開発以外のリーダー業務や後輩育成指導など事細かに経験を洗い出す
  2. どういったスキルを保有していて、どういったことに役立てるか?「自分をいかに売り込むか」という視点を意識する 

ステップ③:職務経歴書・スキルシートに書き込む

ステップ①で洗い出した内容を以下のルールで職務経歴書・スキルシートに書き込見ます。自分が実際に使用した職務経歴書・スキルシートを元にご紹介したいと思います。

  • 直近の案件から順番に記述します。
  • リリースされていないサービスや秘密保持契約などで情報公開に制限があるものに関する記述は、企業名やサービス名は具体的な記述は控えるようにします。
自己PR
自己PRのポイント
  1. 保有スキルや得意分野を具体的に記載
  2. 自分の人柄や人間性に関するPRを記載
  3. 実績や他己評価があれば記載すると信憑性が増す
例)自己PR
基本設計、フロント側とブックエンド側の実装、単体・結合テスト、デプロイ作業、ソースコードレビューなど開発に必要な業務を一通り経験してきましたので、開発業務を行うにあたり、実装者だけの偏った見方だけでなく、全体業務を把握したうえで業務に携わることが出来るかと思います。 開発業務にあたって特に心掛けていることは主体的に動くことです。

開発時に仕様書や依頼が不明確であることが多々あることかと思いますが、ただ指示を待つのではなく、自ら積極的にコミュニケーションを取ることでお客様から要件定義をヒアリングし、また仕様や機能が定まっていない場合は自ら提案を行います。
またお客様との認識齟齬がないか、思い込みで動いてないかなどの細心の注意を払いながら、お客様が臨む成果物をアウトプット出来るよう心掛けており、現在の常駐先の上長から期待以上の成果を出しているというお褒めの言葉を頂いております。
業務内容

「案件詳細」「担当業務」「規模」「習得スキル」「実績」「コメント」を記載しましょう。

案件詳細:どういった案件か。秘密保持契約などで書けない場合は概要のみ。
担当業務:自分が担当した業務内容。
規模:サーバやDB台数、月間ユーザ数など。
習得スキル:案件を通してどういったスキルを習得したか。
実績:特になければ記載する必要はありません。
コメント:案件に携わるにあたり、意識した点やその他補足したい内容など。
 
例)業務内容
≪案件詳細≫ 
 RPGソーシャルゲーム
≪規模≫ 
 WEBサーバ20台、DBサーバ3台構成。DAU6万人。月間売り上げ3億円。
≪担当業務≫ 
 ・クライアントとのシステム要件の検討、調整
 ・IF定義書やAPI設計書
 ・ユーザーのお問い合わせ対応
 ・障害調査/対応
 ・単体テスト、結合テスト、負荷試験
≪習得スキル≫
 ・ソーシャルゲームの開発ノウハウおよび関連知識
 ・基本設計書、詳細設計書などの設計書作成のノウハウ
 ・DAU6万人のアクセスを捌くシステム負荷に関する知識
≪実績≫ 
 事業部MVP受賞
≪コメント≫
 主体的にメンバーとのコミュニケーションを積極的にとり、常に報告・連絡・相談を意識して業務に取り組みました。 
使用言語・DB・サーバOSなど

バージョンによって仕様や操作性が異なる場合があるので、言語、DB、OS、その他などバージョンがわかる場合はバージョンまで記載しましょう。

ステップ④:提出前に最終チェック

誤字や脱字、日本語の表現におかしいところがないか最終チェックしましょう!そういった細かいところに気を使えるかどうかで企業側の印象が全く変わります。誤字脱字だらけの職務経歴書だったら仕事もこんな適当な感じなのかな?って思われてしまいますよね。

まとめ

実際に自分が使用した職務経歴書・スキルシートを元に書き方やポイントをご紹介しました!どういったスキルでお客様の企業に貢献できるかを意識して書くことが大切です!また意外に重要なのが面倒臭がらずに開発以外の経験も洗い出して書くこと。

同じ開発スキルの人がいたら、開発以外の他のスキルや人間性で比べることなります。そうなった時に案件獲得率が高まります。

案件をエージェントを通してお仕事を探す際は必ず必要になる書類ですので、ぜひご参考になさってください。

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