自由に稼げるITフリーランスになる方法

年収300万以下で残業平均月50時間以上の元社畜プログラマーがフリーランスに転身。フリーランスに転身後は社員時代の2倍以上の年収を稼げるようになった。実際に自身が体験したリアル体験談を元に自由で稼げるITエンジニアフリーランスになれるよう役立つ情報を配信。

お金も時間もないブラックな会社に勤めているITエンジニアがやりたいことをやるためには?

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IT業界の開発職は特に納期やリリースに終われ、やりたいことがあるのにお金と時間がない超絶ブラックな会社員もたくさんいるのではないでしょうか?

保証がある会社員に比べて、フリーランスはそれなりにリスクがあるので、軽々しくフリーランスになった方がいいとは言えないのですが、上記に当てはまる人はフリーランスになってみるのはいかがでしょうか。

それは起業すると言うハードルが高いものでなくても、例えば「留学してみたい」「デザイン学校通ってみたい」「専門的なこと学ぶためにもう一度大学通ってみたい」けれど、そんな資金ないし、仕事が忙しくて費やす時間もないと悩みを抱えているエンジニアの方にとってフリーランスは向いているからです

一般世間ではフリーランスは不安定なイメージがありますが、仕事の取り方や契約の仕方によって安定的に働くことが出来ますし、フリーランスの特性を活かせば、今抱えている問題を解決出来る可能性が大きいからです。

フリーランスの場合は、全員が当てはまる訳でないですが、年収が倍になるので、無理なく資金を貯めることが出来ますし、稼働を調整して時間を作ることが出来ます。

それでは具体的にフリーランスの活かせる特性4つを紹介したいと思います。

フリーランスの活かせる特性

1. 年収が倍になる

最大のメリットの一つです。

ITフリーランスの場合、現在人材が不足していることもあり、需要が高まっていてます。フリーランスと言うと十年以上の実務経験豊富なベテランがなるイメージがありますが、若手のフリーランスでも最低で月に50万円以上は貰えるので、現在若くて給与が低い人ほどその効果は高くなります。(元々給与が高い人の場合、倍上がらないかもしれません。もちろん凄い出来る人なら上がると思いますが)

IT業界の20台平均の年収が載っていたので、参考に見てみます。

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平均年収.jp | システムエンジニア(SE)の年収とお給料

もちろん、担当工程や業種、その人の能力によって平均年収より全然高い人もいると思いますが、上記データを参考にすると20台の平均年収は350万くらいで、税金や社会保険料を差し引いた後の手取りは大体20万ちょっとでしょうか。

仮に留学費用の300万円を2年間で貯めようとしたら、月々12.5万円貯めなければいけない計算になりますが、上記年収で毎月の留学費用を差し引いた場合の生活費は、20(万) - 12.5(万) = 7.5(万)になります。7.5万円で家賃、水道光熱費、食費をやりくりするのはとても厳しいと思います(笑)

僕も会社員の時は、入社3年目で年収が300万未満の低給料で働いていたのですが、フリーランスになってから、月々定期貯金で10万、その他投資信託で5万円、計15万貯金していました。その結果2年間で留学に必要な資金350万円を貯めることが出来ました。

フリーランスになって現在は稼働調整して、週3で41万円貰っています。週5換算にすると、月約67万円で年収は804万円になるので、なんと2.5倍以上上がったことになります。

何でフリーランスの報酬が倍になるかが気になる人は、以前に書いたこちらの記事を読んでみてください。

www.nomad-freelance.life

2. 経費にすることが出来る

やりたいことが事業に関係あることだったら、会社員でいるよりコストを安くすることができるかもしれません。

会社員の場合は、自由に経費にすることが出来ません。フリーランスの場合は、事業に関わることだったら経費にすることが出来ます。

仮に会社員の人と、フリーランスの人が同じ費用で留学に行くという状況の場合、会社員の人はその金額を丸々払うことになりますが、フリーランスの場合は経費にして節税することが出来ます。

超ざっくりと所得税を10%、住民税を10%とすると留学費用が300万円だったとした場合、20%分の約60万円を安く抑えた240万円で行けることになります(留学は100%経費にすることは難しいみたいですが、ここでは分かりやすく100%経費として計算)

実際は会社員の方が給与所得控除があり、同じ年収のフリーランスが経費を全く使わなかったら、フリーランスの方が税金は高くなるので、一概にフリーランスの方がお得と言えませんが、事業に関係のあることならいくらでも、経費にして節税することが出来るのがフリーランスの大きなメリットだと思います。

3. 空いた時間を作れる

お金が溜まっても時間を確保出来なかったら、やりたいことに取り組むことが出来ません。

フリーランスの場合、準委任契約で月々の稼働時間幅を設定するのですが、その上限を超えることは滅多にありませんので、時間を確保することが出来ます。複数の現場を経験してきましたが、ほとんど定時帰りしていました。

また業後の時間だけだと足りないという方は週5から週4,3に稼働を調整することが出来ます。僕も現在週3で働いており、留学の準備やその他やりたいことに時間を充てています。

4. 仕事を辞めるタイミングを決めれる

専門学校や大学に通ったり、長期の留学に行く場合は仕事を辞めなければいけません。

そうなった時にお金が溜まったとしても仕事を辞めなければ、実現出来ません。

IT業界だと特に今人手不足なので、前もって辞めることを伝えていても計画通り辞めれるとは限りません。僕も正社員の時に、引き止められ予定より辞める時期が伸びてしまいました。

価値を認められ引き止めて貰えるのは嬉しいことだと思いますが、いつまでたっても辞められない先輩を見てきました。その点、フリーランスは契約は基本3ヶ月更新なので、契約更新しない旨を伝えると、あっさりと辞めることが出来ます。(やめて欲しくないと言われますが、会社員ほど引き止め力は強くないです)

フリーランスは基本契約が3ヶ月で不安定だなと思われる方もいるかもしれませんが、そう簡単に切られることはないので、僕にとってはメリットです。

良い面だけではない?

フリーランスの良い面の特性を紹介しましたが、デメリットや注意点もお伝えしておこうと思います。

老後資金を貯めなければいけない

フリーランスになると年収が倍になることをお伝えしましたが、フリーランスは退職金がなく、会社員と比べて貰える年金も少ないため、そういった事情もあり高い相場が設定されています。

年収が倍になるからといって、全て使ってしまうと老後資金がなくなってしまいます。ある意味老後資金を前借りしていることになるので、その借りたお金を使ってしまった場合は、将来返さないといけません。

このことに対して、自分の考えを述べると老後に資金を貯めていても、もったいないと思います。若い時にやりたい事をやる方が、老後生活を恐れて資金を貯めるより、何百倍、何千倍と価値があることだと思っています。

やりたいという気持ちは今この時しか味わえないですし、同じ100万という金額でも、そこから生み出す価値は20歳と80歳で雲泥の差があります。若い時に使ってこそ、いろいろな人生の可能性が広がりますし、経験したことを元により稼げれるようになればいいと思います。

まとめ

会社がブラックでやりたいことを実現出来ていない会社員の方はフリーランスになってみてはいかがでしょうか。中には毎月残業が沢山あり、給与が低い会社に勤めていてもお金と時間を捻出し、実現出来る人もいると思いますが、体やメンタルを壊してしまう人もいます。

働き方も人それぞれ合う合わないがあると思いますし、自分の場合はブラックな会社を辞め、フリーランスになってから無理ない働き方でお金や時間を作ることが出来ました。

フリーランスは不安定なイメージがある方もいるかもしれませんが、実際はそんなことありません。ご紹介したフリーランスの特性を活かして、やりたいことをやることで人生の可能性が広がるかもしれませんので、一度検討してみてはいかがでしょうか。