自由に稼げるITフリーランスになる方法

年収300万以下で残業平均月50時間以上の元社畜プログラマーがフリーランスに転身。フリーランスに転身後は社員時代の2倍以上の年収を稼げるようになった。実際に自身が体験したリアル体験談を元に自由で稼げるITエンジニアフリーランスになれるよう役立つ情報を配信。

フリーランスになってからすべきことリスト

f:id:n120ao:20190708183322j:plain

フリーランスになる前にすべきことリストを紹介しました。

www.nomad-freelance.life

続いてはフリーランスになったらすべきことを書きたいと思います。

フリーランスになったらすべきこと

開業届を提出する

開業届を提出しましょう。開業届を提出することで、節税効果が高い青色申告や、小規模事業共済というフリーランス用の退職金積立制度を利用出来ます。

また気持ち面に関しても、開業届を出すことで、これからフリーランスとして事業を行っていく覚悟が出来ると思います。

提出先は所轄の税務署、 提出期限は原則として開業してから1ヶ月以内になります。

開業届を出すことのデメリットとして、失業保険を受給出来なくなりますが、ほとんどの人が会社を辞める前からエージェントを通して、案件探しを始めると思うので、退職前にはフリーランスになった時の案件が決まっている人がほとんどだと思います。

www.nomad-freelance.life自分は失業保険を受け取らずに早々と開業届を提出してしまいましたが、下記サイトのツールで自分が会社を辞める前の給与22万円で計算すると、総額40万強貰えたことが分かりました。

www.knoki.net

退職後に少し休みたいorスキル習得したいなどがあれば、失業保険を受け取り終わった後に、案件を探しても良いかもしれません。自己都合退職の場合は、期間は3ヵ月、過去6ヵ月の平均給与の50~80%は貰えるみたいです。

また案件が直ぐに見つからずに空白の期間が生まれてしまう場合は、その間でも利用した方がお得だと思います。

青色申告申請書を提出する

毎年会社で年末調整をやってもらってたかもしれませんが、フリーランスになったら毎年自分で確定申告をしなければなりません。

青色申告は確定申告の種類の一つで、青色申告申請書を提出しなければ、もう一つの白色申告になります。白色申告の場合は、10万円までしか控除出来ませんが、青色申告は最大65万円控除することができ、節税効果が大変高く、他にも赤字を繰越せたりします。

それだけメリットが多いと青色申告は大変かと思われる方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。大差ありませんので、必ず青色申告申請書を提出しましょう。

www.nomad-freelance.life

提出期限に関して、1月1日〜1月15日に開業した場合は、3月15日までに。それ以外の期間に開業した場合は、2ヵ月以内となっています。

国民健康保険に切り替える

国民健康保険に切り替えると書きましたが、会社員の時に加入していた健康保険を2年間継続することも出来ます。年収や家族構成の状況によって切り替えた方が良いか判断しないといけません。ただ最大2年間までしか継続することが出来ないので、最終的には国民健康保険に切り替える必要が出てきます。

どちらの方が安くていいの?ってことですが、市区町村や保険組合で計算方法が異なるので、一概にどちらの方がいいとは言うことが出来ません。

ざっくりとですが、以下の場合は任意継続を選択した方がいいかもしれません。

  • 扶養家族が多い
  • フリーランスになり年収が大幅にアップする

国民健康保険は扶養家族の概念がないので、家族の分も負担する場合、人数が増えるほど保険料は追加されます。一方任意継続は、扶養家族に対して追加料金は発生しません。

任意継続の保険料は、退職時の標準報酬月額で保険料が2年間固定されますが、国民健康保険の場合は前年度の年収によって保険料が変わってきます。つまりフリーランスになって年収が大幅にアップする場合、その分保険料も高くなります。

自分が会社員の時に所属していた関東ITS保険組合では、任意継続の保険料は一定額以上高くなることはありません。(国民健康保険も保険料の支払いの上限額がありますが、関東ITS保険組合の方が低いです)

f:id:n120ao:20190708211033p:plain

関東ITソフトウェア健康保険組合HP:https://www.its-kenpo.or.jp/hoken/nini/about/hutan.html

40歳未満の介護保険不該当者の場合、32,300円より高くなることはありません。自分はフリーランスになって大幅に年収がアップしたにも関わらず、即時に国民健康保険に変えてしまい、現在月4万円以上支払いしているので、任意継続しておくべきでした。

一度ご自身でシュミレーションしてみると良いと思います。また任意継続する場合は、退職してから20日以内に手続きしないといけないので気をつけてください。

会計ソフトを準備する

フリーランスになったら確定申告をしないといけません。その時に帳簿を付けたり、確定申告書を作成するのに会計ソフトが必要になります。

自分も一年目はfreee会計ソフトを使って申告しました。経費になる項目や経費率など細かいところは税理士さんに確認しないと分からないですが、この会計ソフトを使用することで、比較的簡単に帳簿付けが出来、一年目は無事申告することが出来ました。(操作で分からないところはサポートの方にお聞きしました)

税理士を探す

上記ソフトでも自分で簡単に帳簿付け出来るのですが、それとは別に経費になる項目や経費率など専門的な知識が必要でした。調べるのに時間が掛かったり、調べても分からないことがありました。経費になる項目や経費率を自分で判断したため、本当にこの入力で合っているのか?不備はないのかがすごい不安になりました。

2年目からは税理士さんに完全にお願いすることで、帳簿付けや確定申告するために掛かっていた50時間を他の時間に当てることができ、また無駄な不安やストレスがなくなりました。

現在契約している税理士さんの値段は年間8万円になります。その分も経費に換算出来ますし、費やした時間を考えると税理士さんに任せてしまって正解だと思います。

ただ税理士さんの相場を知らないとカモにされてしまうので、気をつけてください。今の税理士さんの前は1年間25万円で契約していて、現在と20万円近く差がありました。

今の税理士さんに話を聞いたら法人でなく個人事業主の場合、年間10万以上かかる場合は高いとのことでした。相場は是非知っておいてください。

まとめ

今回はフリーランスになってからすべきことリストをまとめました。開業届や青色申告申請書、健康保険の任意継続など期間があるので、注意してください。

また会計ソフトで確定申告を自分でやるのも良いですが、税理士さんに任せることで不安やストレスを解消することが出来るので、個人的にはおすすめです。