フリーランスになろうと決意しても、具体的に何をすればいいのか分からない人もいるのではないでしょうか。自分もフリーランスになる際によく分からずにセミナーに参加したり、フリーランスの先輩に聞いて情報を集めたりしました。
その時によく分からずに困った経験があり、その経験を元にフリーランスになる前にしたほうがいいことを詳しくまとめたので、現在フリーランスを考えている方は参考にして頂ければと思います。
まず前提条件として、当記事はエージェントを使用してフリーランスになるための準備を紹介します。
エージェントを利用した場合は、ほとんど準委任契約での仕事になるため安定して稼げるメリットがある一方で、常駐型になるため会社員とほぼ変わらない働き方になるということです。
みなさんがフリーランスと言えば想像するような、場所や時間に縛られない働き方をするには、ハードルが高く収入が安定しない可能性が高いです。
しかし、エージェントを利用してフリーランスになった場合でも、収入が会社員時代より倍にUPした上でフルリモートワークする場合や、仕事を掛け持ちして自由に働けるなど、自由と柔軟性が生まれます。
なので、まずはエージェントを利用してフリーランスになることをオススメしています。
エージェントを利用してフリーランスになる場合は、最低でも実務経験は2年以上あることが望ましいです。実務経験がないとお断りするエージェントもありますが、絶対ではないので、まずはエージェントに登録してみるといいと思います。
それではフリーランスになる前にしておくべきことを時期ごとに詳しく見ていきたいと思います。
フリーランスになる前に準備しておくこと(必須)
リアルな場で情報収集をする
こういったブログで情報を集めることも大事ですが、実際にフリーランスやっている人やエージェントが行なっているフリーランス初心者セミナーに参加する方がより実感が湧き、モチベーションが高まっていいと思います。
エージェントで行うセミナーの場合、フリーランスに関する知識を集めれるだけでなく、どれくらい稼げそうかも見てもらうことが出来ます。
僕のおすすめエージェントは、定期的にフリーランスセミナーをやっているみたいなので参加してみるといいと思います。
いつ辞めるかを決める
一度転職したことがある方なら分かるかと思いますが、この業界はどこも人手不足なので、必ず引き止められます。
いつ辞めるかを決めたら、遅くともその3ヶ月前くらいには一度会社に辞める旨を伝えといた方が良いと思います。
自分も新卒で入った1社目の会社を辞めるときに、重要なポジションでもなかったにも関わらず引き止められました。辞める意思を上司に繰り返し伝えたのですが、予定より数ヶ月くらい遅くなりました。
いつ辞めるかを決めたら、なるべく早めに会社に辞める意思を伝えて希望時期に辞めれる準備をした方がいいです。
職務経歴書を用意する
辞める時期が決まったら、それに向けてフリーランスになった時の仕事獲得に向けて動きましょう。
まず最初にエージェント面談するための職務経歴書を用意しましょう。この職務経歴書を元にエージェントの方が、どういった案件を獲得出来るかを見てくれます。またどれくらい稼げるか自分の市場価値を判定してくれます。
職務経歴書の書き方は以下を参考にしてください。
エージェント面談をする
書いた職務経歴書を持参するようエージェントの方に言われます。職務経歴書の書き方がもし分からない方は、エージェント面談時に書き方を教えてもらうことも出来ますので、とにかく気負いをせずにまずは話を聞いてみることが大事です。
会社員と違って、フリーランスは自分が挑戦したい言語や働きたい環境で仕事をすることができます。エージェントの方に希望を伝えれば、希望に沿った案件を提案してくれます。企業側も即戦力を求めているので必ずしも希望が通るわけではないですが、会社員より高い確率で望む環境で仕事が出来ます。
エージェント面談の詳しい話や流れは以下記事を読んでみてください。
退職時に源泉徴収票をもらう
会社を辞めるときに源泉徴収票をもらいましょう。フリーランスになったら、その年に稼いだ所得を申告する確定申告を毎年しなければなりません。その確定申告時に必要な書類になります。法律の所得税法第226条で会社は、退職1ヶ月以内に渡す義務があります。
その年において支払の確定した給与等について、その給与等の支払を受ける者の各人別に源泉徴収票二通を作成し、その年の翌年一月三十一日まで(年の中途において退職した居住者については、その退職の日以後一月以内)に、一通を税務署長に提出し、他の一通を給与等の支払を受ける者に交付しなければならない。
自分は退職後に郵送で送ってもらいましたが、早めに会社に辞める時期を伝えれば最終出社日前に受け取ることも出来ると思います。事前にいつ頃もらえるか確認しとくと良いと思います。
離職票または退職証明書を受け取っておく
個人事業主になったら最初の2年間は会社員時代の健康保険を任意継続することが出来ますが、最終的に国民健康保険に切り替える必要があります。
任意継続した方が良いか、即時に国民健康保険に切り替えた方が良いかは家族構成や年収状況によります。どちらにせよ最終的に切り替えるためには、離職票または退職証明書が必要になります。
離職票を請求した場合は、会社が退職日から10日以内に交付する義務があります。
事業主は,離職者が離職票を請求するために離職証明書の交付を求めたときは,交付する義務があります。10日程度経っても離職票が届かない場合は、すぐ会社に確認を取ってください。
自分の場合は、10日以内に無事届き問題ありませんでしたが、会社によって届かない場合があるみたいです。
辞める前に離職票または退職日証明書を請求し、いつ頃貰えそうか確認しとくと良いと思います。
フリーランスになる前に準備しておくこと(出来たら)
必須ではないですが、フリーランスになる前に出来たらしといた方が良いことになります。
クレジットカードを作っておく
フリーランスになって年収が倍になっても、悲しいかな。年収が半分以下の正社員にも信用が敵いません。フリーランスは年収が安定しないと思われています。
フリーランスでも作れるクレジットカードがありますが、どうせ作るならフリーランスになる前の方が審査が通りやすいです。
自分もフリーランスになる前はクレジットカードの審査に落ちたことは一度もありませんでしたが、この間ビューカードの審査に落ちました。
クレジットカードは正社員の時に作っとけという話をよく聞く。
— nao (@nao99659442) 2019年6月20日
スイカと連携してお得になるビックカメラのビューカード申し込んだら、審査落ちした。これがフリーランスの現実なのか😂
出来たら名刺を作っておく
エージェントを利用する場合は、エージェントが代わりに営業してくれるので名刺は必須ではありません。
自分もフリーランスになってからもうすぐ2年になりますが、エージェントを利用しているので作っておりません。たまに参加する交流会などで名刺があった方が良いなと思うくらいです。
ただ名刺を作ることでモチベーションをアップする側面や交流会で配れば後々の仕事獲得に繋がる可能性もあると思うので、ないことに越したことはないと思います。
まとめ
今回はフリーランスになる前にすべき事を実体験を元にまとめました。何をすれば良いか分かるだけでも不安は多少解消されるのではないでしょうか。
もし疑問点や分からないことがあればコメント頂ければお答えします。
次回はフリーランスになった後にすべきことリストを紹介したいと思います。