自由に稼げるITフリーランスになる方法

年収300万以下で残業平均月50時間以上の元社畜プログラマーがフリーランスに転身。フリーランスに転身後は社員時代の2倍以上の年収を稼げるようになった。実際に自身が体験したリアル体験談を元に自由で稼げるITエンジニアフリーランスになれるよう役立つ情報を配信。

ITフリーランスの開業届・青色申告申請書の郵送方法を具体的に説明

f:id:n120ao:20190610113205j:plain

まずフリーランスになったらすることとして、開業届と青色申告申請書を提出した方がいいことをお伝えしました。

開業届や青色申告申請書とは何かという基本的なことから、提出するメリット・デメリット、詳しい書き方などを知りたい方は以下記事を読んでみてください。

www.nomad-freelance.life

www.nomad-freelance.life

自分はフリーランスなりたての頃に開業届と青色申告申請書を提出手順がよく分からずに、調べるのに時間が掛かってしまいました。

別に郵送でなくても、直接税務署に行って提出することも出来ますが、平日に中々時間が取れずに郵送する人がほとんどではないでしょうか。

今回は開業届と青色申告申請書の郵送方法や郵送先、封筒サイズや切手料金など具体的な説明に注意点を加えながら、ご紹介していきたいと思います。

具体的に説明します

開業届と青色申告申請書は一緒に提出しないといけないわけではないですが、提出先が税務署で同じなので、一緒にまとめて提出した方が楽です。

この記事を読んで分かること
  1. 開業届・青色申告申請書の具体的な郵送方法(郵送物や郵送先、封筒サイズや切手の料金など)
  2. 郵送時の気を付けるポイント

郵送物

まずは必要な郵送物から説明します。

まず先に郵送物に必要な一覧を列挙しておくと、下記が必要になります。

郵送物一覧
  1. 開業届
  2. 開業届控え
  3. 青色申告申請書
  4. 青色申告申請書控え
  5. 本人確認書類
  6. 郵送用封筒+切手
  7. 返信用封筒+切手

控えが必要

開業届も青色申告申請書も提出用と控え用の2部を作成する必要があります。

税務署に書類を郵送したら、税務署の受理印が押された控えを返送してくれます。税務署に申告した証として控えを取っておく必要があり、小規模事業共済や銀行で屋号の口座を作成する際などに必要になります。

本人確認書類

郵送の場合は、本人確認書類が必要になります。

f:id:n120ao:20190610114858p:plain

出典:https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/mynumberinfo/zeimusho_shinseisho.htm

具体的には「マイナンバーカード」または「通知カード+身分証明書(免許証、保険証、パスポートなど)」が必要になります。

添付台紙があるので、コピーした写しを添付して送りましょう。

封筒の種類

封筒の種類はなんでも構いませんが、長形3号の封筒がちょうどいいです。A4用紙が三つ折りでぴったり入るサイズです。

宛先

宛先はお住いの所轄税務署になります。
開業届にも所轄税務署を記載したと思いますが、こちらから簡単に検索出来るのでもし分からない方は検索してみてください。

www.nta.go.jp

封筒の宛名の書き方 

宛先の税務署が分かりましたら、郵送用の宛名には「〇〇税務署御中」と書きます。
あとは送り主には自分の住所を記載します。

返信用封筒には「自分の氏名 行」と書きましょう。

切手の種類

切手の種類は、25グラム以内で82円になります。
50グラム以内で92円になります。

メーカーにもよりますが、封筒のサイズは大体5グラム。A4用紙が4グラムになるので、

返信用封筒を含めると、封筒は2部必要になるので、

長形3号 5g × 2 = 10g

A4用紙は、開業届と青色申告申請書の控えで2部ずつ、また添付台紙が必要になるので、
A4用紙 4g × 4 = 16g

単純計算だと25gをオーバーするので、郵送用の切手は92円切手を買っといた方が安心です。返信用の封筒には82円切手で問題ないと思います。

切手は普通にコンビニで買えます。

郵送方法

手渡して渡してくれ紛失リスクが下がる簡易書留の方が安心かもしれませんが、通常の郵送でも問題ありません。不安な方は簡易書留にされるといいかと思います。

郵送前のチェック項目

郵送前のチェック項目
  1. 記入漏れはないか
  2. 宛名宛先をしっかり書いているか
  3. 切手を貼った返信用封筒を入れているか
  4. 開業届と青色申告申請書の控えが入っているか
  5. 本人確認書類が入っているかどうか

記入漏れはないか

開業届と青色申告申請書の具体的な書き方を紹介しているので、漏れがないか確認してみてください。記入漏れがあると受理されない可能性もあるので、最後に通しで確認しましょう。

www.nomad-freelance.life

www.nomad-freelance.life

宛名宛先をしっかり書いているか

宛先がお住いの所轄税務署の住所を記載し、宛名が「〇〇税務署 御中」になっているか。また万が一税務署の住所が間違えた時に届かない可能性もあるので、裏面には自分の住所が書かれているかを確認しましょう。

切手を貼った返信用封筒を入れているか

一番忘れがちなのが、税務署が確認印を押印した控えを郵送するための返信用封筒です。また切手が貼られているかも確認しましょう。返信用封筒の切手は82円で問題ありません。

開業届と青色申告申請書の控えが入っているか

原本に気を取られ意外と忘れがちなのが控えです。もう一度控えが入っているか確認しましょう。

本人確認書類が入っているかどうか

添付台紙に貼った本人確認書類を入れているかどうか。

まとめ

自分がフリーランスなりたての頃に、戸惑った部分や分からなかった部分を中心にまとめました。記入漏れや控えが入っておらずに受領されない場合があるみたいなので、二度手間にならないよう当記事を参考にしてもらえれば嬉しいです。